Revolut の使い方は、イギリスの住所で作った UK 版なら、ポンドの口座として給料の受け取りに使え、Tube の改札や家賃の引き落としにも使えます。「口座は作ったけれど、給料や日本への送金にどう使えばいいの?」と迷うときは、手数料がかかる場面だけ押さえておけば、損をせずに使えます。
どの銀行で作るか迷っているなら、先にイギリスの銀行口座の選び方で見くらべると決めやすいです。
この記事では、イギリスでRevolutを使いこなすために知っておきたい以下の情報を解説します。
- UK 版はポンドの口座。給料や家賃の引き落としに使える
- 銀行に移った口座の預金は、£120,000(約2,500万円)まで守られる
- 両替は Standard なら月£1,000(約21万円)まで手数料なし
- 週末は両替に上乗せ(Standard は1%)。ロンドンの金曜22時ごろから
- 一時帰国の ATM は直近1か月に5回か£200(約4.2万円)の早い方まで無料
イギリスでのRevolutの使い方は「ポンドの口座」と「外貨の財布」

UK 版は、sort code(支店を表す番号)と account number(口座番号)を持つポンドの口座です。給料や家賃の引き落としは、この2つの番号で受けられます。ユーロやドルなどの外貨も、同じアプリで持てます。
日本版は、日本の運営会社の円の口座で、別のものです。イギリスに住むなら、日本版は閉じて UK 版を作り直します。
2026年3月に Revolut Bank UK がイギリスの銀行として本格的に始まり、銀行に移った口座の預金は、1人1つの認可会社あたり£120,000(1ポンド=約208円で約2,500万円)まで FSCS(金融サービス補償機構)が守ります。

渡英の翌日に Revolut の口座開設を申し込みました。すでにイギリスにいた友人数人に聞いて、総合的な満足度が高そうだったからです。
Revolutの口座ができたら最初にやる設定

Revolutの口座開設が終わってカードが届いたら、アプリで有効化して、Apple Pay か Google Pay に入れておくと、物理カードを持ち歩かなくても払えます。
- 1アプリを入れてカードを有効化する
App Store か Google Play からアプリを入れてログインし、届いた物理カードをアプリの Cards から有効化します。
- 2Apple Pay か Google Pay に追加する
カードの画面にある Add to Apple Wallet などのボタンから追加します。
- 3通知と生体認証をオンにする
決済のたびに通知が来るようにしておくと、身に覚えのない引き落としにすぐ気づけます。
- 4sort code と account number をコピーする
ホームの Accounts から GBP(ポンド)の口座を選び、残高の下の Details を押すと出ます。
Revolutにお金を入れるには?(給料・他の銀行・日本の口座)

ワーホリ(YMS)で渡英したばかりの人が Revolut に入れるお金は、勤務先の給料、自分の別の銀行やカード、日本の口座、Revolut を使う友人の4つです。
給料を受け取る
ワーホリの仕事が決まったら、sort code と account number の2つの番号を勤務先に伝えれば、ほかの銀行と同じように給料を受け取れます。
- 1Details から2つの番号をコピーする
ホームの Accounts で GBP の口座を選び、Details の Local の欄を開きます。
- 2給与担当に口座情報を伝える
入社のフォームか、payroll(給与担当)に、名義・sort code・account number を伝えます。名義はパスポートと同じローマ字にします。
- 3給料日の入金を見る
給料日にアプリで入金の通知が来ます。
他の銀行やカードから入れる
自分の名義のイギリスの銀行から送るのは無料で、イギリスや EEA(欧州経済領域)で作ったカードで入れるのも無料です。日本で作ったカードで入れると、手数料がかかることがあります。
日本の口座からポンドを受け取る
日本の銀行から国際送金で、Revolut の GBP 口座の Details にある IBAN(国際送金用の口座番号)と BIC(銀行を表すコード)宛てに送ります。
日本の銀行では、送金手数料、中継銀行(途中に入る銀行)の手数料、為替の上乗せのどれかがかかることがあります。外国送金を申し込むときにマイナンバーを求められます。
銀行のほかに、Wiseなどの送金サービスで日本からイギリスへ送る方法もあります。

日本の口座からイギリスへ送るときは、Wise でポンドに替えて送っています。
Revolutユーザーから受け取る・割り勘する
Revolut のユーザー同士なら、送金は即時で無料で、友人に送ってもらうときは Revtag(@ユーザー名)を伝えれば足ります。
相手に請求する Request と、支払いを選んで割る Split billが使えます。
- 1割りたい取引を開く
取引履歴から、割り勘にしたい支払いを選びます。
- 2Split bill を押す
均等に割るか、人ごとの金額を調整します。
- 3相手を選んで送る
相手に請求の通知が届き、相手が承認するとお金が入ります。
Revolutのカードで払う(お店・Tube・ネット・Direct Debit)

カードは、お店のタッチ決済、ロンドンの Tube(地下鉄)、ネット決済、毎月の引き落としで使い分けます。
お店とTubeで払う
Apple Pay に入れたカードを、そのまま改札にかざして払えます。
- 1エクスプレスモードに設定する
iPhone の設定 → ウォレットと Apple Pay → エクスプレスモードで Revolut のカードを選ぶと、ロックを解除せずに改札でかざせます。
- 2改札で同じ iPhone をかざす
入るとき(touch in)と出るとき(touch out)に、同じ端末をかざします。
運賃には1日と1週間(月〜日曜)の上限(cap)がありますが、同じカード・同じ端末でかざしたときだけ正しく効きます。
iPhone と Apple Watch、物理カードを混ぜると、別のカードとして数えられます。乗車の履歴の確認と運賃の払い戻しは、TfL のコンタクトレスアカウントでします。
ネットで払う
ネット決済には、無料で作れるバーチャルカードが使えます。
使い捨てのバーチャルカードは、決済のたびに番号が変わるので、タッチ決済や毎月のサブスクには使えません。サブスクには、番号が変わらない通常のバーチャルカードを使います。
Direct Debitと家賃の自動送金
Direct Debit は、家賃や council tax(自治体に払う税金)、携帯会社などが、決まった日に口座から引き落とす仕組みです。Standing order は、自分で日付と金額を決めて、毎月決まった相手へ自動で送る仕組みです。
- 1申込画面で Direct Debit を選ぶ
家賃や council tax、携帯会社の申込画面で、支払い方法に Direct Debit を選びます。
- 2名義と口座番号を入れる
Details に出ている名義、sort code、account numberを入力します。
- 3確認メールを受け取る
契約先から、引き落としの条件を知らせるメールが届きます。
引き落としを止めたいときは、アプリの下のメニューで Payments を開き、右上のカレンダーのアイコンから Direct Debit の一覧を出します。止めたい相手を選んで、Cancel future payments を押します。引き落としの直前に止めると間に合わない場合があるので、早めに止めておくと安心です。
Revolutでポンドを外貨に両替する(手数料と週末の上乗せ)

外貨への両替は、アプリの Exchange からできて、Standard なら平日は月£1,000(約21万円)まで手数料がかかりません。
- 1Exchange を開く
ホームの Exchange を押します。
- 2通貨と金額を選ぶ
替えたい通貨を選んで、金額を入れます。
- 3レートと手数料を見て確定する
画面に出るレートと手数料を見て、問題なければ確定します。
プランごとの無料枠と週末の上乗せを、Standard と Plus で並べると次のとおりです。
| プラン | 平日の無料枠(月) | 枠を超えた分 | 週末の上乗せ |
|---|---|---|---|
| Standard | £1,000(約21万円) | 1% | 1% |
| Plus | £3,000(約62万円) | 0.5% | 0.5% |
無料枠は、プランの開始日にリセットされます。暗号資産の両替も、同じ枠に合算されます。
週末の上乗せがかかるのは、米国東部時間の金曜17時から日曜18時です。ロンドンでは金曜22時から日曜23時ごろです。日本時間は、米国の夏時間(3月〜11月初め)なら土曜6時から月曜7時で、冬時間なら1時間ずつ遅れます。
外貨でカードを使うとき、その通貨の残高がなければ自動で両替され、週末なら上乗せも付きます。この両替も、月の無料枠(Standard は£1,000、約21万円)に数えられます。店や ATM で「現地の通貨とポンドのどちらで払うか」と聞かれたら、現地の通貨を選びます。

週末の上乗せは金曜の夜22時ごろ(ロンドン)から。旅行の前の両替は、金曜の日中までに済ませれば平日のレートです。
Revolutから日本の銀行口座へ円で送る

日本の口座へは、受取人を追加して通貨を JPY(円)にすれば送れて、送る前に手数料と着金の目安が画面に出ます。中継銀行の手数料も先に払う Pay All Fees という選択肢もあります。
- 1Payments から受取人を追加する
下のメニューの Payments を開き、銀行口座の受取人を追加します。
- 2国を日本、通貨を JPY にする
受取人の名義、銀行、口座番号など、画面に出る項目を入れます。
- 3手数料と着金の目安を見て送る
手数料と着金予定の表示を見て、問題なければ送ります。
日本側では、受け取る銀行ごとに手続きが変わります。海外から送金を受けるときは、口座の名義人のマイナンバーの届出が要ります。ゆうちょ銀行でも、外国からの送金を受け取るときはマイナンバーの届出が必要です。
受け取る銀行によっては、仲介銀行や受け取りの手数料が引かれることがあり、金額は銀行ごとに違います。1回の送金が100万円を超えると、銀行が税務署に送金の内容を報告します。
Revolutで一時帰国・旅行中に払う/ATMで引き出す

UK 版のカードは日本のお店でも使えて、現金が要るときは ATM で円を引き出せます。
- 1カードを入れて引き出しを選ぶ
ATM でカードを入れ、言語を English か 日本語にして、引き出しを選びます。
- 2金額を円で入れる
引き出したい金額を円で入れます。
- 3換算せずに円で引き出す
「円で引き出すか、ポンドに換算するか」と出たら、円(換算しない)を選びます。ポンド建てを選ぶと、ATM 側のレートになります。
- 4現金とカードを受け取る
現金とカードを受け取ります。
Standard の ATM の無料枠は、直近1か月に5回か£200(約4.2万円)の早い方までです。超えると2%、1回あたり最低£1(約208円)がかかります。
日本の ATM 側の手数料は、別にかかることがあります。セブン銀行は、海外発行カードのブランドで手数料が変わり、1回の引き出しは10万円までです。ゆうちょ銀行は、1回5万円までで、一部の海外発行カードには220円(税込)がかかる場合があります。
ポンド残高から円を引き出すと、自動で両替されます。週末だと、この両替に上乗せが付くので、出発前の平日のうちに円へ両替しておくと避けられます。

一時帰国の時は、セブン銀行などの ATM で Revolut のカードを使って、普通に引き出せました。為替レートも、それほど高くない印象でした。
RevolutのPocketsで家賃や貯金を取り分ける

Pockets は、メインの口座の下に作る、目的別の小さな口座で、家賃用、サブスク用のように分けると、使えるお金がひと目でわかります。
- 1Pocket を作る
ホームの Accounts で Add new を押し、Pockets を選びます。名前(Rent など)と通貨を決めます。
- 2給料日に合わせて自動で移す
作った Pocket を開き、下にある Recurring transfer で開始日と頻度を決めます。
- 3家賃やサブスクの分を払う
Pocket に取り分けたお金から、家賃やサブスクの支払いに回します。

今も給料日に、家賃とサブスク費用を Pocket に分けて入れています。
Revolutをメインの口座にする前に知っておきたいこと

イギリスで働き始めると、会社から給料用の口座を勧められる場合もあります。Revolut は便利ですが、メインの口座は1つに絞らず、別の銀行にも持っておくと、アプリの障害やカードの停止があっても給料日に困りません。
給料を受け取る口座と、日々の支出に使う口座を分ける使い方もあります。RevolutとMonzoの比較を見て、Monzo も作って使い分ける人もいます。

給料は会社に勧められて作った大手銀行(HSBC)で受け取り、日々の支出はオンラインバンクで管理しています。
よくある質問(FAQ)
いちばん迷いやすいのは日本版との違いで、日本版は閉じて UK 版を作り直します。
- QRevolutの口座番号とsort codeはどこで見られますか?
- A
アプリのホームで Accounts を開き、GBP の口座を選んで、残高の下の Details を押すと出ます。国内用の sort code と account number は Local、海外から受け取るときの IBAN は International の欄にあります。
- Q日本で作ったRevolut(日本版)はイギリスで使えますか? 口座を移せますか?
- A
旅行の間なら、日本版の口座もそのまま使えます。ただし住む国を日本からイギリスに変えることはできないので、イギリスに住むなら日本版を閉じて、UK 版を作り直します。
- QRevolutは日本でも使えますか?
- A
UK 版のカードは、日本のお店や ATM でも使えます。ATM で引き出すときは、Standard なら直近1か月に5回か£200(約4.2万円)の早い方まで無料です。画面で「円で引き出すか、ポンドに換算するか」と出たら円を選びます。
- QRevolutのアプリを日本語表示にできますか?
- A
できます。iPhone は端末の設定でアプリ一覧から Revolut を選び、Language で日本語にします。Android は端末の言語を日本語にすると、アプリも合わせて変わります。
- Q日本に本帰国したら、RevolutのUK口座はどうなりますか?
- A
日本に一時的に滞在するだけなら、UK の口座はそのまま使えます。住む国を日本に移すなら、UK の口座を閉じないといけません。日本で使うなら日本版を作り直します。ほかの銀行も含めて、帰国したときの口座の扱いは銀行ごとに違います。
- QRevolutの口座を閉じるには?
- A
全部の口座と Pocket の残高を0にし、保留中の取引をなくします。有料プランなら Standard に戻し、サブスクも止めます。そのうえで、アプリの左上のプロフィールから Account を開き、Close account を押します。明細は閉じる前にダウンロードしておくと安心です。
- QRevolutの口座が急に止まったらどうしますか?
- A
アプリのプロフィールから Help を開き、チャットで止まった理由と必要な書類を聞きます。書類はアプリから出します。
まとめ
UK 版 Revolut は、給料の受け取りと Direct Debit に使えるポンドの口座です。両替は Standard なら月£1,000(約21万円)まで無料で、週末は金曜22時ごろから上乗せがかかります。日本の口座へ送るときは、受け取る銀行のマイナンバーの届出を先に見ておくと慌てません。
次は、Revolut 以外も含めたイギリスの銀行口座開設の流れを見て、使い分けの形を決めましょう♪







